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歯科材料の改善
レジン(歯科用樹脂)Dental resin

レジン(歯科用樹脂)の
劣化は
口臭のもと
歯科治療に用いる樹脂(=プラスティック)をレジンと言います。
歯の詰め物として用いるアイボリー色のもの、
仮歯の素材(アイボリー色・ピンク色)や入れ歯の素材(床:ピンク色・人工歯:アイボリー色)もレジンです。
レジンは吸水性なので唾液を吸収し劣化します。
金属やセラミックスは非吸水性なので唾液を吸収せずに臭いや汚れを寄せつけません。
さらにセラミックスなら審美的で歯科金属の害もなく安全です。

レジン(歯科用樹脂)とは

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吸水性で唾液を吸収し汚れと臭いの原因となる
歯の詰め物に使用されるレジン(歯科用樹脂)は吸収性なので、口腔内で唾液を吸収し時間と共に劣化します。
口腔内の劣化したレジン(歯科用樹脂)は変色や着色を起こし、強烈な悪臭を放ちます。
また、レジン(歯科用樹脂)という素材の中には身体にとって有害な成分(ビスフェノールAなど)が含んでいるものもあります。

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非吸収性で清潔、身体に優しいセラミックス
仮歯や入れ歯の素材はレジン製で長期間口腔内で使用したものは強烈な悪臭を放ちます。洗浄してもなかなか臭いは取れません。
例えば、タッパウェアーなどのプラスティックの容器に長時間、臭いの強い食材を入れておくと洗浄してもなかなか臭いは取れません。これはタッパウェアーも吸水性のためです。対してセラミックスの食器は非吸水性のため洗浄すると臭いや汚れは容易に落ちます。
口腔内の劣化したレジン(歯科用樹脂)は身体の為、口臭予防のためにセラミックスに置換するか、ダイレクトボンディングにて修復することをお勧めします。

Point

口臭や身体の害の観点から
比較すると…

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レジン(歯科用樹脂)への
口臭対策

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セラミックスやジルコニア素材で修復する
数日間口腔内で使用した仮歯(素材:樹脂=レジン)は唾液を吸収して強烈な悪臭を放ちます。仮歯を薬液で洗浄しても浸み込んだ臭いは中々取れません。
セラミックスやジルコニアは非吸収性(水分:唾液を吸収しない)なので口臭も起こしません。しかも、金属や樹脂(レジン)のように金属イオンやビスフェノールAのような有害物質も出しません。
口臭予防や身体のためには樹脂(レジン)をなるべく減らし、セラミックスやジルコニア素材で修復する治療がお勧めです。

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歯の状態に合わせた対策が必要
しかし、セラミックスやジルコニアで修復するにはある程度の大きさの窩洞(詰め物を詰めるための歯の穴)が必要です。
セラミックスやジルコニアが適応する程の大きな窩洞があるならセラミックスやジルコニアで修復するべきですが、樹脂(レジン)やダイレクトボンディングが適応の小さな窩洞をわざわざ大きく削ってまでセラミックスやジルコニアで修復するべきではないと考えています。

欠損の大きさで選択します

  • 歯質の欠損が「大きい」場合:オールセラミックスによるノンメタル治療
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  • 劣化した樹脂(レジン)
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  • 歯質の欠損が「小さい」場合:ダイレクトボンディング(ナノハイブリッド樹脂)

ダイレクトボンディング

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劣化や変色(着色)が少ないナノハイブリッド樹脂
ダイレクトボンディング(自費)はナノハイブリッド樹脂というセラミックス含有の素材で粒子が細かく、従来の保険治療で用いる樹脂(レジン:樹脂100%)と比べて吸水性(唾液)が低く、口臭予防に効果的で、審美的(変色しにくく透明感や光沢がある)です。

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素材 劣化・変色 吸水性 口臭
保険の樹脂
  • 時間が経つと劣化して変色し、さらに着色して黄ばむ。(取れない)
吸水する二次むし歯になることもある
ダイレクトボンディング
  • 粒子が非常に細かく、透明感や光沢がある。
  • 劣化が少なく、変色や着色が少ない。(取れない)
吸水性が低い劣化や二次むし歯になりにくい
セラミックス
  • 劣化せず、変色しない
  • 着色しても磨けば取れる
  • 透明感、光沢がある
非吸水性極めて虫歯になりにくい
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