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失活歯・根管治療Root Canal Treatment

失活歯は
口臭の原因になります
失活歯(神経の死んだ歯)は細菌や消毒薬に汚染されていて強烈な悪臭を放ちます。
失活歯は歯から離れた身体の様々な症状や病気の原因となっています。

抜いた失活歯をよく観察してみると…

  • 黒褐色に汚染されていて強烈な悪臭を放っています!
  • 根管治療器具の破折片

失活歯は
身体全体に影響する

失活歯と全身疾患の関係

口の中の細菌や病素が、全身に様々な症状を引き起こします
神経が死んだ歯は治療をしている、治療していないにかかわらず失活歯といいます。
失活歯は根管治療が成功して根尖病巣が無くても、歯根部の象牙質に汚染物質が浸潤していて、口腔から離れた全身の様々な部位に悪影響を及ぼします。失活歯の歯質(特に根部)には生きている細菌、死んだ細菌、細菌が放出した毒素、消毒薬、金属イオン、樹脂のモノマー(樹脂の液体成分)などが浸潤していています。
これらが口腔内から離れた身体の各部位に様々な症状や病気を引き起こすことが解っています。また、失活歯は死んだ組織なので身体が失活歯を異物と認識して攻撃し、様々な症状や疾患を引き起こします。このことを病巣感染といいます。

病巣感染が原因で起こる疾患

がん、心血管疾患、アルツハイマー病、肺疾患、皮膚炎、関節炎、自己免疫性疾患、腎疾患、神経疾患、糖尿病*

オトロックステスト

*

失活歯から放出される有毒ガスを測定する
失活歯から放出される有毒ガス(揮発性硫黄化合物)をオロトックステストで測定すると、失活歯は多かれ少なかれ有毒ガスを放出し、それに伴って悪臭も放っているのが解ります。
オロトックステストは失活歯(神経の死んだ歯)から発生する有害ガス(揮発性硫黄化合物)を測定することにより、口腔から離れた全身に与える悪影響のレベルを判定します。
基準値を超える有毒ガス(揮発性硫黄化合物)が検出された場合、その歯が病巣感染の原病巣となる可能性が高いので、オロトックステストでは抜歯の適応となります。

失活歯(神経の死んだ歯)
の対策

*

根管内嫌気培養法で無毒化し、オゾンで殺菌・消臭
オロトックステストで基準値を上回る有毒ガス(揮発性硫黄化合物)が検出された場合、難病や辛い慢性病を抱えているなら抜歯をお勧めします。
しかし、抜歯を希望しない場合、根管内嫌気培養法で根管内の無菌化を確認し、さらに強い殺菌力(塩素の6倍)と強い消臭作用を有するオゾンガスを根管内に噴霧して殺菌・無毒化・消臭することで病巣感染と口臭予防の対策をします。

悪臭を放ち、全身に悪影響
及ぼす失活歯の対策

抜歯
身体への害・口臭予防を考えると全ての失活歯は抜歯の対象

横にスワイプしてご覧ください

  • 全身疾患・口臭で深刻に悩んでいる方、
    予後の悪い歯は
    抜歯に踏み切れるでしょう
  • 抜歯をする
  • *
  • 無毒化・無臭化
  • *
  • 生体親和性の高い材料による
    欠損補綴

    • ノンメタルデンチャー
      (金属を使わない入れ歯)
      ノンメタルデンチャーの素材であるレジン(樹脂)は吸水性であるため、ケア用品で抗菌対策をおすすめします。
      ケア用品紹介

      ノンメタルデンチャー

    • ジルコニアセラミックス
      ブリッジ
      (金属を使わないブリッジ)

      ジルコニアセラミックスブリッジ

    • ジルコニアインプラント
      (金属を使わないインプラント)

      ジルコニアインプラント

  • しかし!

    失活歯の全身への悪影響は理解しても
    殆どの方は
    抜歯に踏み切れない

  • 抜歯を希望しない
  • *
    *
  • 根尖病巣有り
    根尖病巣無し
  • *
  • *
  • 毒性と臭いは落ちるが
    完全な無毒化・無臭化不可能
  • *

オゾニトロンでの
治療の流れFlow of treatment with ozonitron

  • 1

    *

    オゾニトロンに根管治療用チップを取り付けます。

  • 2

    *

    治療する歯だけにラバーダム(防湿用ゴムシート)を掛けます。

  • 3

    *

    ノズルを根管内に挿入。

  • 4

    *

    オゾンガスで根管内を殺菌・消臭しています。

ポイント
オゾンは安全ですが、特有の臭いが苦手な方がおられます。
口腔外バキュームにて、吸引しながら行います。
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